タロット
『タロット』という単語を聞いて、「たろっと?聞いたことないよ」と言う人はほぼ0だと思います。
当サイトで紹介している人気占い師のおよそ半分以上が得意な占術にあげている「タロット」。
現在、超ポピュラーな占術ですが、どうしてこんなにもポピュラーなのか?
それは、「タロット占い自体、凄く当たるから!」なんです。
占い師が占い師を目指すきっかけとなったエピソードに「タロットとの出会い」というのをよく見かけませんか?
なぜか当たるタロットに魅せられて、もっとわかるようになりたいと勉強していたら、いつしかプロを目指していた…という占い師さんが多いのです。
そんな触れた人の運命を左右してしまうほどの魅力を持つ神秘的でタロット占いですが、
実はタロットの成り立ちは諸説あって“謎”なんです。
今の形になったのは14~15世紀のイタリアとされていますが、それは確認出来る最古のタロットがそれというだけ。
タロットカードにまつわる伝説は多く、複雑でバラエティー豊かな絵柄は、そのタロットが作られた時代背景や地域の特色を色濃く反映していると言われています。
しかも、大アルカナ22枚小アルカナ56枚と聞くと難しく聞こえますが、タロット占いのやり方はカードをシャッフルし、引いたり、並べたり。動作はこれだけ。
魅力的なカード、簡単なやり方、そしてなぜか当たる占い…。
きっと、こんなに『わかる』タロットがあるなら人の役に立つかもしれない…と考えた占い師も多いと思います。
しかし、タロットで出た結果を扱うのは人間です。
そこには相談者に結果を伝えるため「カードを解釈し、言葉で伝える」という作業が必要になってきます。
タロット占いでカードを引く事自体は簡単でも、カードの解釈や伝え方に占い師の力の差が大きく出ます。
たとえ占い師が引いたカードに相談者の現状をよく表したカードが出てきたとしても、占い師の解釈と伝え方の両方が上手くいって初めて、相談者は「この占い師さんは当たる!」と思えるでしょう。
特に時間が限られる電話占いでのタロット占いでは、
カード展開の早さ、リーディングの早さ、そして解釈の深さと当たるかどうかが占い師を見分ける判断基準となっているみたいです。
また最近では、なぜか当たる神秘的なタロット占いにさらにスピリチュアルや霊感など、神秘的な力を加えた『霊感タロット』が流行っています。
霊感タロット占いも、基本的な動作はタロット占いと同じですが、電話占いサイトや占い師ごとによって『霊感タロット』の定義は異なります。
一般的にカード解釈の仕方の違いで分けられる事が多いみたいです。
このように進化し続けるタロット占いですが、タロットで占える事は昔も今も変わらないみたいです。
1つは時期やタイミング。これは、現在~近い未来。具体的には(占い師によって違いますが)3カ月先までが限度と言われています。
しかし、それ以外は「なんでも!」なんですね。
相手の気持ち、物事のタイミング、何かが始まる時期、現状の把握などなど、相談者の質問に対して占い師がカードを引き、解釈する。
つまり、質問が絞られていたら、その答えも限定的で的を射ている回答になる可能性が高いです。
逆に言えば、「なんかモヤモヤするんです…」というざっくりとした質問なら、恋の悩みや体調不良などなど様々なモヤモヤの原因を拾ってきてしまうかもしれません。
多くの占い師が頼りにするタロットですが、知りたい事など結果が当たるかどうか、
知りたい事を占い師にちゃんと伝える事が大切な占術と言えます。