西洋占星術
私たちが日常よく目にしている西洋占星術といえば、雑誌やテレビで見られるような、各運勢を12星座によって区分した、簡単な占いです。
ですが、本格的な西洋占星術は、生まれた月日だけでなく、生まれた年、生まれた時間、生まれた場所を基にして、その人だけのホロスコープを作って占います。
「ホロスコープ」とは、その瞬間の星がどのような配置をしていたかを描いたものです。
手がかりとするのが生年月日や生まれた時間だけであれば、まったく同じ人が他にもいるかもしれませんが、そこに生まれた場所を加えることで、その人だけの、いわば唯一無二のホロスコープができあがります。
同じ時間、同じ場所にいられるのは、一人だけだからです。
しばしば雑誌やテレビの西洋占星術を見て、「同じ星座の人は誰もが同じ運勢になってしまう、そんな占い、本当に当たるのか?」などと指摘されることがあります。
ですが、本格的な西洋占星術は一人一人で異なるホロスコープを使って占いますので、このような批判は当てはまりません。
一般的な西洋占星術は同じ星座であれば、それだけで同じ結果が出てしまいますが、本格的な西洋占星術は同じ星座でも、それぞれ異なる結果が出る占いなのです。
Nさん
西洋占星術で気になっている人との相性を占ってもらいました。
相手は数か月前に出会った年上の男性です。
落ち着いた雰囲気の人で、私がアプローチしても幼すぎて相手にしてもらえていないような気がしていたので、相性を見てもらいました。
相性は100点満点中87点で、高い結果が出ました。
ただ、自分の出生時刻はわかりましたが、彼の出生時刻は知りませんでした。
この点数が当たるかどうかは、お互いの出生時刻によっても左右されるようです。
彼の出生時刻によっては相性がもっと下がってしまう可能性もあるそうです。
それに、ホロスコープがその人だけのものだとしても、わかるのは生まれたときの素質や運勢です。
私たちは生活してきた環境によって様々な影響を受けるため、生まれた瞬間の情報だけで占う西洋占星術だけですべてがわかるわけではないとのことでした。
よく言われることですが、占いも万能ではないということです。
わかるのは、あくまで生まれた瞬間のホロスコープに基づく相性までで、それ以上は私たち自身の努力にかかっているとのことでした。
ある意味で、当たるかどうかは私たち次第ということになるのかもしれません。
軽い気持ちで占ってもらったのですが、思っていた以上に納得できるお話を聞くことができました。
当たるかどうかはわからないのですが、それでも87点という高い点数が出たので、それだけで少し自信をもてたことも事実です。
努力次第では、ちゃんと一人の女として見てもらえるような気がします。
当たるといいな。