インド占星術
占星術や星占いという言葉を聞くと、多くの方々は西洋占星術を思い浮かべるようです。私も昔はそうでした。
というより、占星術や星占いはひとつだけだと思っていたので、いろんな種類があるということを知りませんでした。
今では私の方がのめりこんでしまいましたが、占いに詳しい友人から占星術に西洋や東洋の違いがあることを教わったときは、びっくりしました。
占星術の発祥は古代バビロニアにまで遡るそうですが、その占星術は東西に広がり、現在では大きく、西洋占星術と東洋占星術に区別されています。
今回は、最近当たるという評判をよく聞くようになってきた、東洋占星術のひとつであるインド占星術について解説します。
インド占星術はインドにて独自の発展を遂げた占星術のことで、サンスクリット(梵語)で「ジョーティシュ」とも言われます。
日本語にすると、「光の科学」という意味になるそうです。
占星術に分類されてはいますが、インド占星術は天文学に基づいているそうです。
このことからも、「科学」と呼ばれている理由がわかります。
「科学に基づいているからよく当たる」などと言われたら、思わず納得してしまいそうです。
占いにあたっては、生年月日と出生時間が必要になります。
それらを基に、複雑で緻密な計算を行い、その人の宿命を導き出します。
インド占星術もホロスコープを使うのですが、西洋占星術と違い、太陽よりも月を重視しています。
※ホロスコープとは、出生時刻の星の配置を描いたものです
このように、発展を遂げた地域によって鑑定方法が異なるため、鑑定結果も変わります。
インド占星術は、良いことも悪いことも比較的はっきりとした言葉で結果が導かれる、という特徴を備えています。
当たるという評価を受けているのも、この具体性に由来するのかもしれません。
Fさん
友人によく当たると聞いて、インド占星術を試してみました。
星占いはよく見ていましたが、本格的に占ってもらうのは初めてでした。
インド占星術というものも、そのとき初めて聞いたくらいです。
最初に聞かれたのが、生年月日と出生時間でした。
この二つを基にしている占いはよく見かけるので、そこはそれほど珍しいとは思いませんでしたが、鑑定結果にはインド占星術独自の言葉がたくさん出てきました。
言われたとおりに言うと、私は「月のナクシャトラが『ジェーシュタ』の生まれ」にあたるそうです。
正直に言ってよくわからなかったので、本当に当たるのかどうか、鑑定中はとても不安でした。
そのとき私がいただいたアドバイスは、焦らずに今までの過去を振り返って反省し、気持ちを整理してから進むべきだ、という内容でした。
相談した頃は、周りがどんどん移り変わっていくのに毎日に自分だけが前に進めていないような気がして、不安になり、何かしなきゃいけないと焦っていました。
常に自分に不満を感じていました。
でも、どうすればいいかわかりませんでした。
そんなときにインド占星術で鑑定してもらったおかげで、少し立ち止まって自分を見つめ直すことができました。
恋が実ったとか運命の人に出会えたとか、そういうことと比べると大したことではないのかもしれませんが、当時の私はそれで気持ちが楽になり、救われました。
インド占星術は今の自分がするべきことを導いてくれます。
これからどうすればよいのか、行動について具体的なアドバイスがほしいときにぴったりの占いだと思います。