ダウジング
ダウジングって一時期すごく流行りましたよね。
私もテレビで見たり、友達と遊びでやってみたりした事があります。
一般的なダウジングの認識としては、地下に埋もれている金属や探し物を見つけるというようなものだと思いますが、実は占いにおいてもこのダウジングが使われる事があるんです。
ダウジングと聞いて殆どの人が思い浮かべるのは恐らくL字の金属の棒だと思いますが、これを使うダウジングのことをロッドダウジングと呼びます。
占いで用いられるのは主にペンデュラムダウジングと言われる振り子のようなものを使ったダウジングになります。
よく催眠術なんかで「あなたはだんだん眠くな~る」と言いながら催眠術師が目のあたりで揺らしているものがありますよね。まさしくそれの事です。
さて、ダウジングによってどうやって占いをするのかという話に移りたいと思いますが、基本的な原理は物を探すのと一緒ですね。
ダウジングによりその人の潜在意識に語りかけ、その揺れや動きで「YES」「NO」を占うというものになります。
これは人間が本来持っている潜在的な力がその振り子に集中する事で解放され、その波動やエネルギーを増幅していると考えられています。
ふと昔の友人を思い出したらその日街で偶然その友人に会った、なんて事ありませんか?
ある有名な心理科学者は人間の意識は深い部分で繋がっていて、それを「集合無意識」と呼んだそうです。
このような科学的には説明のつかないような不思議な現象は実は身近にも存在していて、ダウジングはそのような力を利用した占術であると言えると思います。
このダウジングを行う上で必要なペンデュラムですが、これは原則として決まりがなく、糸の先に五円玉などをくくりつけるだけと非常に簡単に用意する事も可能です。
その他にもペンダントのヘッドを利用したり、中には木片を利用するなんて話も聞いた事があります。
占いの方法も簡単で、問いかけに対して振り子がどんな動きをするのかを見ます。
例えば男性を相手に「あなたは男性ですか?」問いかけたとして、振り子が時計まわりに回ったとします。
そしたらあなたとその振り子の間でYESの場合は時計回りに、そして反対にNOの場合には反時計回りに回るという事がわかるという訳です。
上の説明でペンデュラムはなんでも大丈夫と書きましたが、厳密に言うと当たる当たらないなど制度に関しては物によって変わるらしく、やはり占いですから出来るだけ当たる方がいいですよね。
その場合は自分の波長と合うパワーストーンを使うと良いと言われていて、このような工夫でペンデュラムによるダウジングはかなりの精度となり、より当たるようになると言われています。
「YES」か「NO」しか見る事が出来ないとなると使う場面も少ないのでは、と思いかも知れませんが、意外と万能で多様な使い方が出来るんです。
例えば人の気持ちの「YES」「NO」を見る事が出来るのはもちろん、設定次第では自分がこの行動を「するべき」か「しないべき」か、これをする事は自分にとって「良い事」なのか「悪い事」なのかなど、かなり幅広く応用が利きます。
そしてその出た結果について新たに問いかけを繰り返す事で、詳細まで導いてくれるんです。
占い師の中でダウジングを使う先生はこのような応用により相談者の望みや相談に対応しているそうで、仕事として成り立つ事を考えればダウジングが当たる占いであるという事はおわかりになるのではないかと思います。
ここまでダウジングについて説明をしてきましたが、ダウジングは二択において圧倒的な力を発揮する事が考えられる占術だと私は考えます。
逆に二択ではなく、もっと広く見たいような場合には不向きだと言えるかもしれません。
ダウジングを含め占術には向き不向きがありますので、その時の状況や望みによって使い分ける事が大事なのではないでしょか。
「この占いは当たる」だったり「この占いは当たらない」など固定概念に凝り固まることなく、あなたにとっての最善を今一度考えてみて下さいね。